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簡単!マクロ講座

第10回〜マクロを書いてみよう〜

 今回はマクロを自分で書いてみましょう。
 いきなり書くのも難しいですから,まずは次のようにやってみてください。(第4回の復習です)

@新規ブックを開きます。
Aメニューバーの[ツール]-[マクロ]-[新しいマクロの記録]を選びます。
B「マクロの記録」の画面で[OK]をクリックします。
Cセルに「☆」と入力します。(「ほし」と入力し変換するとでてきます)
D「記録終了」の■ボタンをクリックして記録を終了します。

 ここまででも十分役に立ちます。
 例えば難しい記号なんかを何度も入力するブックのときにはこういったマクロを記録しておけば便利です。

 次にマクロを書く準備です。(第5回の復習です)
 メニューバーの[ツール]-[マクロ]-[Visual Basic Editor]を選びます。(または[Alt]+[F11]を押します)
 下の図のような画面が現れたと思います。
 ここに今記録したマクロが記述されています。
 「そんなのでてないよ」という方は,左のプロジェクトウインドウの「VBAProject(Book1)」の「標準モジュール」の中の「Module1」をダブルクリックしてみてください。右のVBA記述領域に表示されます。「Module1」を表示させるには「+」となっているものをすべて「-」にしてみてください。
 次のようになっているはずです

***********************************************************
Sub Macro1()
' Macro1 Macro
' マクロ記録日 : 2002/6/11 ユーザー名 : ****
ActiveCell.FormulaR1C1 = "☆" ←--------「☆」を入力しています
Range("A2").Select
End Sub
***********************************************************

 これに「MsgBox "こんにちは"」という行を「End Sub」の前の行に挿入してください。
 こんな感じです。
***********************************************************
Sub Macro1()
ActiveCell.FormulaR1C1 = "☆"
MsgBox "こんにちは" ←--------「こんにちは」とメッセージを表示
Range("A2").Select
End Sub
***********************************************************

 これを実行するとセルに「☆」が入力され,「こんにちは」とメッセージボックスが表示されます。
 このようにちょっと命令を書いてやるだけで思いどおりに自動操作ができます。
 このブックは次回でも使いますので「メッセージ練習」と名前を付けて保存しておいてください。

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