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 こどもの頃,「子供の科学」という本を愛読していました。中にはトランジスタや抵抗なんかを使ったエレクトロニクス工作のことがたくさん載っていました。なんのことかわからないけど眺めては憧れていました。
 その後愛読書は電波新聞社の「ラジオの製作」と移り,今度はまた訳わからないコードがいっぱい書いてありました。これが初めて見たプログラムでした。スロットマシーンの作り方なんかが載ってましたね。シャープのMZ-80とか使って。たしかベーシックとか書いてあったような記憶が。
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 学生の頃NECの8001シリーズが発売され,いつも学校帰りに「いいな〜ほしいな〜」とショップで指をくわえて見ておりました。ほしいと言ってもそのころ流行っていたパックマンが家でできるというよこしまな考えでもありました。しかし,当時数十万円もするものをこどものおもちゃに買ってくれるはずのない賢明な両親に育てられた私は指をくわえ続けていました。
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 月日は流れ,給料をもらうようになり初めてのコンピュータを手に入れました。富士通FM77でした。ご存じでしょうか?一世を風靡したタウンズよりもっと前・・・買ったといってもパソコン通信の本がちょっと大きい本屋さんでやっと並ぶ頃にパソコン通信をするという大それた発想により当時軽自動車が買えるほどの大枚をはたいたのです。
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 FM77くんはパソコン通信をするという主人の口実のためなんとか東京まで電話をしていましたが,主人の指示が悪くなかなかいい仕事をさせてもらっていませんでした。そのうち今でいう統合ソフト「玄徳」というソフトをインストールされ,一つの表を再計算するのに約10分も仕事をさせられるという過酷な条件下で数年を過ごしたのでした。
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 また月日は流れ,巷ではWindows95とやらが発売されていましたが,FM77くんでちょっとこりていた私はおとなしくしていました。しかし,そのうち昔の気持ちがむくむくと起きだし,気がつくとDESKPOWERを買っていました。これを機会にそれまで大事に出番を待っていたFM77くんは天寿を全うし旅立っていったのでした。「玄徳」の辞書FDを残して・・・
 このころから愛読書は「EYE-COM」(アスキー社)になっていました。やはりWindowsの力はすごい!
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 仕事でEXCELを使うようになり,こんな便利なものがあったのか!「玄徳」はなんだったのか!などと感慨深い日々を送ったものです。
 EXCELの便利さを痛感し,もっともっとこれで楽をしてやる!なんてよこしまな考えを持った私はどんどん腕を上げていきました。もちろん自分比ですから,人から見たらたいしたことはなかったはずです(なんせ今では成長も止まってます(笑))。電気代自動計算表なんかを作ってみました。「これを玄徳がやったら1日は計算してるな,彼は」なんて思いながら。いえ彼ならこんな難しい問題はやり遂げられなかったでしょう!?
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 エクセルの腕に自信(過信)をもってきた私はある日広告のすみに「インストラクター募集!」という文字を見つけました。インストラクターになるつもりはなかったのですが,なぜかそのとき電話を握っていました。
 「あのーインストラクター募集の公告見たんですが,どのくらいのレベルならいいんでしょうか?」「あっあれね。マクロ使えます?最近のお客さん,マクロのことも聞いてくる人がいるのよ。このくらい大丈夫ですよね。」「・・・・」
 実はそのころマクロという文字は見たことあったけど,それが海のものとも山のものとも知らなかったのです。なんてこったい!そんなんで電話するなよ←おまえ!
 早速自主トレを始めましたとさ。
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 自主トレはもちろん本による独学です。そのころはまだインターネットも使えなかったし,Niftyのフォーラムなんて便利なものがあるってのもしりませんでした。Niftyにもまだ入ってなかったしね。
 そこで見たのがやはりマニュアルです。Officeの箱の中に分厚い本が何冊か入っていて,その中からマクロと書いてある本をとりあえず読みました。なーんだ結局プログラムのことじゃん!とこどもの頃からコードを見ていた(見てただけだけど)私にとってはわかってしまえばこっちのもの(本当か!?)。あとは図書館に行ってただで勉強しました。このへんはマクロ講座第00号をみてね。
 
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 昔EYE-COM,いまや社名と誌名がいっしょになってしまったパソコン雑誌を買い続けること数年とうとう床が抜けそうになってきてしまった。ここらで心機一転雑誌の処分をし始めましたとさ。毎週欠かさず愛読していたご褒美か?懸賞ページに名前が載っていた!ありがとうアスキー!これで約8か月分買えます!
 つづく・・・かも?
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